保険 アリコ ゼロから始めるマネー運用講座 忍者ブログ
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少し前の話になりますが、不動産ファンド運営会社のアセット・マネジャーズ・ホールディングスの代表執行役会長に、投資ファンド運営会社いちごアセットマネジメントのスコット・キャロン氏が就任しました。
http://www.assetmanagers.co.jp/irinfo/pdf/BD.pdf

直近の大量保有報告書によれば、いちごアセットはアセット・マネジャーズ・ホールディングスの発行済み株式の約48%強を保有しているようですが、いちごアセット社が株式購入してきた時期と現在の株価(10/28取引終了時点で6570円)を考えると、相当程度の含み損を抱えていることは間違いないため、いちごアセット/スコット・キャロン氏にとっては何とかして株価を回復させたいところでしょうか。ただ一方で、現在不動産ファンド業界を取り巻く環境は個別の経営そのものよりもマクロ環境に左右されている度合いの方が強い気もしますので、今後どのような手法を取って行くのか興味深いところです。

ところで、スコット・キャロン氏の「いちごアセットマネジメント」の「いちご」は、果物の「苺」ではなくて、「一期一会」の「一期」を意味するようですね。
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不動産流動化関連会社、不動産ファンド運営会社、新興マンションディベロッパー、あるいはその他中小規模の不動産関連会社などの株価低迷が続いています。

上記の不動産関連会社やあるいはベンチャーキャピタル会社などは、市場環境が非常に良かったり、一発大きいディールを成功させたりすると、一時的に収益が跳ね上がることがあります。しかし、投資判断を行う際には、そういった高い収益力が継続可能なものなのかを考慮する必要があります。基本的にはこれらの会社のビジネスモデルは安く買った資産(株や不動産)を高値で売ることですので、不況から好況に向かっているときには不況時に安値で仕入れた資産を簿価よりも高く売るチャンスが上がりますが、逆に好況から不況に向かうときには好況時に高値で仕入れた資産を安値で処分せざるを得ない可能性が強くなります。要するに市場環境に左右されやすい業種であり、かつ多くの会社がそれなりレバレッジをかけていることから業績の振れ幅も大きくなりがちです。したがって市場環境が良い時には多大な恩恵を受けますが、その逆も起こり得る話です(まさに今がそういう時期かもしれません)。

いずれにせよ、このところ不動産関連会社株の大幅調整から得られる教訓としては、キャピタルゲインによる利益成長を会社そのものの成長と混同してはいけないということでしょうか…。とはいえ、この先ある程度の淘汰を経て生き残った会社には、競争緩和による新たなビジネスチャンスが現われることを期待できるのもまた事実かもしれません。



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